音楽塾について

田音楽塾について

ヴァイオリンコンサルタント 窪田博和氏により、2024年春より開始された若手音楽家支援プロジェクトです。
日本を代表するヴァイオリニストの戸田弥生氏をお迎えしての特別レッスンや、理想的に調整されたオーディオルームでのヴィンテージオーディオ装置による過去の巨匠の演奏鑑賞などを通して若い音楽家に豊かな音楽体験を持ってもらいたいという思いから始動しました。
「良い音、良い音楽」を愛し、これからのクラシック音楽の将来を担う若手音楽家を募集します。

創始者 窪田博和

1948年名古屋生まれ。14歳のときにレコードで聴いたバーンスタイン&ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団のドヴォルザークの新世界でクラシック音楽に目覚める。
「多くの人に音楽を楽しんでほしい」と単身渡欧して楽器の買い付けとともに修復技術を学び、帰国後の1976年に個人にて創業。1982年に株式会社シャコンヌを設立。
以来、世界的な弦楽器ディーラーとして、ロンドン、ニューヨーク、クレモナ、パリ、ミッテンヴァルド、北京、上海など世界中を巡り、膨大な数の楽器を扱う。2007年頃から、オールド名器の製法を現代に再現する試みを開始し、「新作CHACONNE」の製作を始める。2009年にクレモナで開催されたモンドムジカに「新作CHACONNE」を出展。
従来の修理技術や音調整を見直し、研究を続け、その知見を基にした楽器製作を行う。株式会社シャコンヌを引退後は、ヴァイオリンコンサルタントとして、楽器の鑑定のほか、購入や修理・調整に関するアドバイスを行う。
多数の演奏会の企画、世界各地での弦楽器に関する講演、謝礼(リベート)の廃止等による適正価格への取り組み、楽器本来の性能を引き出すための音調整技術の研究など、クラシック音楽文化の発展のために尽力。